テレパシーシンパシーエンパシー。
(いろんなpathy。
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師走に向けてビュンビュン加速している日々を送っちょりますが、
やっと休みだー!が目前だったくたくたくたびれ先週の金曜日。
こう、油断というかHP・MPが減ってる時ってのは普段どうってことないことでもダメージを食らうわけで。
他人の言動に捕まって悶々とするという、己が嫌う無駄オブ無駄ループに突入しテンションはだだ下がり。
いちいちつまらないことに引っかかり、勝手にブルーならぬグレーな気持ちに染まる自作自演。(脚本・演出・主演:わたし
己の認知行動がどう相互作用しているのか分析しようにも、こんな状態では記録だけで精一杯。
まずは回復。話はそれからだ。
☆
わたしのユンケルもとい、ロー太郎に会いに実家へ行く。
「おかえりおかえり!」と出迎えてくれて、しっぽをピーンと立てながら震える甥っ子。
もうその表情やしぐさを見ているだけで溶ける。
たとえそれが「おやつ!おやつを所望する!」という意味であったとしても、彼の姿を見るだけでじんわり回復していく。
ここはオアシスか?天国か?などと天に召されかけていると、同じく仕事帰りの弟もひょいとやってきた。
用もないのにやってくるなんて珍しい。しかも花金。いつもだったらまっすぐ自宅へ帰るのに。
わたしを見るや否や、
「姉ちゃんどうした?なんか痩せちゃったな!精神的に参ってんのか?大丈夫か?」と気遣いの言葉を投げかけ、
「親父は元気か?最近会えてないけどボケてたりしてないか?」だのと、のたまうではないか。
世界で一番自分のことが大好き!俺って最高!他はアウトオブ眼中(死語)!日本代表の弟が、我々に気遣い…だと…?ガタガタ(失礼
近況報告をちょろっとだけして、すぐ帰っていったけれど、
わたしと母は思わず顔を見合わせ、
「「あの子、かなり参っているのでは」」
と異口同音。
わたしたちのことを気遣う気持ちに間違いはないけれど、
弟は今の自分自身の状態とわたしたちを重ねているのだろうなあと思った。
振る舞いが盛大に”弟らしく”ないのだ。なさすぎるのだ。
精神的にしんどいのは、わたしではなく弟の方なのだろう。
以前に比べて仕事や家庭も責任が増しているし、今が一番働き盛り踏ん張り時だ。
目まぐるしく環境が変わったのは彼もまた同じ。
心のオアシスを求めてフラフラと、同じタイミングで実家に来るとはな。
思わず笑ってしまった。
自分にしか生きられないそれぞれの人生。
山あり谷あり本当に色んな事がある。
他にもいくつかあるけれど、わたしと弟の安全基地のひとつは実家でありロー太郎だ。
安全基地のおかげで何があっても乗り越えてこれたし、これからも乗り越えて行くのだろう。