ひとりゴチるブログ

つぶやき以上、日記未満。日々の成長記録。

哲学とわたし

好きな思考。

(学問となると話は別だけれど。

子どもの頃のとある夏休みの夜。田舎で見た星空に圧倒され息を呑んだ。

まっさきに「怖い」と思った。

 

綺麗なはずの星空は、わたしにはただただ恐怖でしかなく、せっかくの花火もほどほどに家に逃げ込んだほどだ。

自分が自分でなくなるような、それこそ全部を飲み込まれてしまいそうな壮大さ。

存在がかき消されるような恐怖。

 

いま、池田晶子さんの著書を読み返しているが、彼女の思考や言葉に触れているとあの時感じたことが蘇る。

どうして蘇るのか、あの恐怖は何なのか、どうして自分でなくなることが恐いのかハッキリとはわからないけれど。

 

哲学、を知ったのは池田さんの本が最初だったように思う。
もしかしたら別の何かで触れていたのかもしれないけれど、記憶として残り、心に定着したのは彼女の本だ。

難しい言葉を使わずに、伴走者として程よく寄り添うような、あっさりとしている文体がとても好きだと思った。

 

で、何でいま読み返しているかというと、俗世に染まり過ぎて嫌になっているからである。去年ほど山に行けていないのも大きい。


現実問題として、”今”を生きていますからね。生きていくためには社会のルールに則りある程度の我慢も必要でしょう。イヤダイヤダと地団駄踏んでいてもそれだけで腹は満たされないし、雨風もしのげませんから。(←自宅で地団太踏んで、一人虚しくなってた)

 

抗う自分をなだめすかす手段の一つとして本があり、そのなかでも哲学がある。目眩ましを食らった状態から、ひょいと引き上げてくれる。

今日みたいな曇天かつ程よい気温と湿度みたいな日は読書ラッキーデーだ。

 

ネットでも面白いインタビュー記事を発見したので、これまた楽しく拝読している。

www.bookclubkai.jp